日本人なら知っておきたい神道の基本作法

「手水」や「三三九度」など、神前式でよく耳にするこれらの言葉。何となく知ってはいるけれど詳しい意味や作法は分からない、という方も多いのでは? そこで、神社での結婚式の際によく使われる用語と作法を紹介していきます。神前式以外でも用いられる神道ならではの言葉や作法なので、日本人としてぜひ身に付けておくと良いでしょう。

【手水(ちょうず、てみず)】

神社へお参りする際に行うのと同様に、神殿に入る前に身を清める作法です。

  1. まず柄杓を右手に持って水を汲み、左手を洗う。
  2. 柄杓を左手に持ち替えて、右手を洗う。
  3. 再度右手に持ち替えて、左手で水を受けて口をゆすぐ。
  4. 最後に柄杓を立てて、柄の部分に水を流して洗う。

注)1~4を最初に汲んだ1杯の水で行います。

【二礼二拍手一礼】

神道における参拝の基本作法で、神様への挨拶の作法です。二拝二拍手一拝とも言います。

  1. 腰から90度になるくらい身体を曲げて、深々と2回お辞儀をする。(二礼)
  2. 胸の高さで両手を合わせて、右手を少し下にずらしてから2回拍手をする。再び両手をきちんと合わせてから手を降ろす。(二拍手)
  3. 最後に深々と1回お辞儀をします。(一礼)

注)神社でお参りする際には、1~3の前後に、軽く45度の礼を1回ずつします。

神前結婚式ならではの用語とその意味

神前式の際には、普段の生活ではあまり聞き慣れない言葉も使われます。ぜひ知っておくと良い用語を紹介していきますので、よろしければ参考にしてみてくださいね。

【初穂料(はつほりょう)】

神社での神前式の場合、挙式料のことを「初穂料」と言います。神様に奉納するお金という意味。神社によって金額はさまざまですが、神主や巫女への謝礼や神殿の使用料、誓詞などが含まれて、5~20万円程度が一般的です。「玉串料」と言われることもあります。

【玉串奉奠(たまぐしほうてん)】

玉串奉奠とは、「玉串」と呼ばれる榊の小枝を、神前に捧げる儀式のことです。玉串は神霊が宿る場所とされていて、神様と人との心の橋渡しとなるものと考えられています。